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畳のカビの原因と予防対策について解説

「畳に発生するカビの原因は?」
「畳に付着したカビを除去するには?」
「畳のカビを除去・予防するのに便利なお掃除グッズは?」

とくに梅雨の時期は、畳の裏に発生する頑固なカビ汚れが気になる季節。
高温多湿な状態が保たれやすい畳には、カビが発生しやすい絶好の繁殖場所になる危険性があります。

畳に発生したカビには、適切な方法・お掃除グッズで対処することで、綺麗にカビを除去できます。
本記事では、畳に発生するカビの原因や、畳に付着したカビの除去方法、そして、畳のカビ除去・予防に便利なお掃除グッズを紹介します。

畳にカビが生える原因

畳のカビを防止する方法を知るには、原因を理解しておくことが大切です。
まずは、畳にカビが生える原因を以下の4つ見ていきましょう。

  • 温度
  • 湿度
  • 養分
  • 素材

それぞれ解説していきます。

温度

カビが繁殖しやすい温度は20℃から30℃です。

雨が多く湿度が高くなることもカビの発生を促進する梅雨の時期には、東京の平均気温は約25℃にも上るため、カビにとっては繁殖の絶好の機会といえるでしょう。

実際には5℃程度の温度でもカビは発生するため、涼しい時期にもカビの発生には注意しなければなりません。

湿度

カビは湿度60%以上になると活発になり、とくに湿度80%以上の場所では繁殖が加速します。
東京では梅雨の時期である6月から冬目前の10月まで湿度は60%から65%にまで上るため、カビの発生しやすい環境になります。

夏から秋にかけての高温多湿な時期にはとくにカビの発生に注意が必要です。

養分

キノコなどの菌類と同様に、カビはタンパク質や皮脂などの成分を養分として繁殖します。
畳に食品の食べ残しが蓄積したり、ほこりや髪の毛などの汚れが蓄積すると、カビの栄養源になってしまいカビの繁殖を助けてしまいます。

素材

一般的に畳に使用されるイ草は吸湿機能に優れており、その機能が湿度の高い時期には室内の保湿に役立つのですが、カビの発生においては繁殖しやすい環境の原因になりえます。
畳は水分だけでなく、ほこりなどの待機中に漂う成分も吸着するため、カビが繁殖するのを助長するはたらきがあります。

畳のカビの予防方法

ここまで4つの原因を紹介してきました。
ここからは、いよいよ実際に畳のカビを予防する方法を7つ見ていきましょう。

風通しを良くする

畳には水分を吸収したり、また乾燥した室内においては水分を放出する性質があります。
一定の湿度を保つために有用な畳ですが、梅雨の時期には水分を吸収したまま水分を外へ逃がすことができなくなるため、畳にカビが繁殖する可能性が高まります。

畳にカビを発生させないために、季節を問わず定期的に換気を行い、風通しを良くするのが効果的です。

部屋干ししない

梅雨の時期には室内で洗濯物を部屋干しする機会も増えますが、畳に水分が含まれやすくなりカビの発生につながるので、可能な限り部屋干しは控えましょう。

どうしても部屋干しが必要な場合には、日当たりのよい洋室を選び、できるだけ部屋全体の湿度が高まることを防ぎましょう。
また、部屋干しする場合には窓を開けて通気性を良くしたり洗濯乾燥機などを使用して除湿するように心がけましょう。

素足で歩く

畳の上はできるだけ素足で歩くようにすると、足の裏の皮脂が畳の表面をコーティングする効果が得られます。

素足で歩くには畳の表面のばい菌や水虫が気になるという方でも、畳に使用されているイ草は水虫菌(白癬菌)や足のニオイの原因である微生物に対する抗菌効果をもっているため、心配ありません。

ほこりや汚れを掃除する

畳に繁殖するカビを防ぐためには、こまめに畳に付着した汚れやほこりを取り除き、清潔な状態に保つことが重要です。
しかし注意が必要なのは、すでに畳にカビが生えている場合です。

カビが生えているうえから掃除機をかけると、カビの胞子が再び空気中に拡散される恐れがあります。
畳のうえのカビを取り除く場合には、カビの発生した箇所に重曹と消毒用エタノールを染み込ませ、歯ブラシなど細かい部分まで清掃できる道具でカビを掻き出しましょう。

酢やクエン酸で拭く

酢やクエン酸には殺菌効果があるため、カビを根本から除去・殺菌します。
酢を使う場合には、酢と水とを1:1の割合で混ぜ合わせた酢水を雑巾に染み込ませ、畳の目に沿って拭き取りましょう。

最後に窓を開けるなどして換気すれば、確実に畳のなかの水分を飛ばせます。
クエン酸を使う場合には、500ml程度の水に小さじ1杯のクエン酸をくわえたクエン酸溶液で、酢を使ったときと同様に雑巾を使ってカビを拭き取りましょう。

防湿シートを敷く

畳と布団との隙間に閉じ込められてしまう水分を除湿シートで吸い取ると、カビが発生しにくい環境を整えられます。

カーペットを敷く場合には、カーペットと畳の間に、そして布団などを畳のうえに敷く場合には、すのこを敷いたうえから除湿シートを敷くことで、除湿効果を得られます。

カビ防止スプレーを使う

市販のカビ防止スプレーであれば、畳のうえにスプレーし乾かしておくだけで手軽にカビ予防ができます。
すでに畳にカビが生えている場合は、あらかじめカビを除去してからカビ予防スプレーを使用しましょう。

畳のカビの取り方

防止方法だけでなく、すでに発生してしまった畳のカビを取る方法も解説していきます。
カビの程度によって対策は変わってきます。
そのため、ここでは3つのシチュエーションごとに解説していきますね。

畳に薄くカビが生えている場合

まずは畳の表面に付着したカビを掃除機で吸い取ります。
この際、掃除機によってカビの胞子がさらに拡散する恐れがあるので、しっかりと換気を行なったうえで注意して作業を行いましょう。

そのあと、畳の目に沿って乾いた雑巾などで乾拭きします。
水を含んだ雑巾を使用するとかえって畳に水分を吸収させ、カビが発生する原因になるため、薄くカビが生えている程度の場合には乾拭きで対処しましょう。

畳にひどいカビが生えている場合

カビが発生している範囲がひどかったり、カビの程度が酷かったりする場合には、晴れた日の屋外で畳に付着したカビの清掃を行います。
掃除機、乾拭きを行ったあとで、畳を屋外で日陰干しをして乾燥させるか、畳をその場で裏返して3日から4日ほど乾燥させましょう。

それでも取れない場合

掃除機や乾拭きでカビを除去できない場合には、消毒用アルコールを使用する方法が効果的です。
掃除を始める前に、窓を開けるなどしてしっかり換気を行います。
その後、畳に向かって消毒用アルコールをスプレーし、約20分程度放置します。
しっかりとアルコールが浸透したら、歯ブラシなどを使ってカビを掻き出しましょう。

フローリングの臭いが気になる方へ

畳のカビについて解説いたしました。
下記の記事では、フローリングの臭いについて解説しています。お困りの方はぜひこちらを参考にしてください。

関連記事:フローリングが臭い原因とその対処法

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しっかりと畳を清潔な状態に保ち、快適な空間をつくりましょう。