コンテンツへスキップ
ホーム » コラム一覧 » 除菌・消臭について » フローリングが臭い原因とその対処法

フローリングが臭い原因とその対処法

ゴミが見つけやすく掃除もしやすいフローリングは、表面のゴミを取るだけではなく臭いにも注目してみましょう。
食べこぼしやペットの臭いなどの汚れをそのままにしていると、フローリング自体が臭いの原因になってしまいます。

ここでは、フローリングが臭いと感じたときの詳しい原因と掃除の方法、対処法について紹介します。



フローリングが臭い原因

フローリングはマットレスやカーペットよりも掃除しやすいメリットがある一方、臭いの原因を見逃しやすいデメリットもあります。
ここからは、フローリングが臭う原因や対策方法についてみていきましょう。

汗・皮脂汚れ

フローリングの上を裸足のままで歩くと、足から出た汗や皮脂の汚れがフローリングに付着し、そこから臭いが発生しやすくなります。

汗や皮脂自体にも臭いがありますが、雑菌は人間の体から出る体液の栄養分や水分を餌にすることができます。
汗、皮脂のある場所で増殖した菌は膨大な量になり、たとえ少量の汗や皮脂でもそこが臭いの温床になってしまうのです。

汗や皮脂の汚れはひと目でわかるものではなく、見逃しやすいものです。
普段裸足でフローリングを熱く方は、こまめに拭き取り掃除を行うようにしてください。

ペットの尿

犬やうさぎなどのペットを飼っている方は、床の上に直接尿がこぼれてしまう場合があります。
猫はシステムトイレを使える動物ですが、排尿の直後にトイレから出てきて、床に尿がこぼれてしまう場合があります。

ペットの尿は雑菌が多く、水分を使ってさらに菌が増殖してしまいます
放置しているとフローリングに染み込んで、簡単にとれない臭いになってしまうため、尿を見つけたときはすぐにフローリング対応のシートやクリーナーで拭き取り、掃除を行ってください。

カビや雑菌

カビや雑菌は、屋内外を問わずあらゆる場所に生息しています。
空気中を漂っている菌類は服についた状態で室内に侵入することもあり、完全にシャットアウトすることはできません。

フローリングが濡れていると、そこにカビや雑菌がついて繁殖をはじめます。
結露の多い窓辺、掃除が行き届きにくい部屋の四隅、雨漏りなど風雨の影響がある場所は特に注意が必要です

普段からカビの発生しやすい場所はこまめに掃除を行い、難しい場合は定期的にクリーニングを依頼するなど、こまめなお手入れが必要です。

関連記事:部屋のカビ防止について、カビの原因と対策を解説

放置した衣類

脱ぎっぱなしの靴下や上着、その他の衣類やタオル・ハンカチ類は、いずれも汗やその他の水分を吸収しています。
湿気を放つだけではなく、吸収したものが汗や飲みものの場合、水分と栄養分を餌にして雑菌が繁殖しやすくなります

衣類をそのままにしておくと菌たちは衣類についた皮脂を分解し、いやな臭いを発生させてフローリングに臭いが移ってしまいます。
使ったあとの衣類やタオル類は床に直置きせず洗濯カゴに入れるか、または早めに洗濯機の中に入れてしまい、しっかりと洗浄を行って乾燥させましょう。

食品の汁など

飲みこぼし・食べこぼしは放置衣類と同じく、栄養分と水分を使って雑菌が繁殖していきます
床は特に汚れやすい場所で、ホコリや屋外から持ち込んだ雑菌がたくさん付着しており、食品の汁は格好の餌となります。

飲みものや食べものをこぼしたら、すぐに濡れた雑巾やフローリングシートで拭き取り、その後乾拭きをしてきれいに乾かしてください。

フローリングが臭い時の対処法

フローリングが臭いと感じたときは、臭いのする場所を特定したうえで対策を行いましょう。
ただし、フローリングの素材に応じて使える洗剤や清掃方法が異なるため、事前にフローリングの素材とコーティング方法を事前にチェックしてください。

フローリングにはウレタン塗装と自然塗装(オイル塗装)の2種類があり、薄い膜でフローリングをコーティングして守るウレタン塗装は、中性洗剤などの各種洗剤が使用できます。

自然塗装(オイル塗装)は塗料を木材に浸透させるタイプの塗装方法で、木の経年劣化や質感が楽しめる反面、洗剤が使用しにくい点に注意が必要です。

中性洗剤を使う

中性洗剤はウレタン塗装に対して使用可能な清掃方法です
飲みこぼしなどがあり、臭っている場合は中性洗剤を薄めた水やぬるま湯に雑巾を浸して、硬く絞ったあと拭き取り掃除を行いましょう。

濡れ雑巾のあとは乾いた清潔な雑巾でも乾拭きを行い、フローリングの隙間の取り残しにも注意して表面の掃除は完了です。

注意点として、中性洗剤以上の強い薬剤を使うと、表面のコーティングが剥がれたり傷がつきやすくなったりする可能性があります。

自然塗装(オイル塗装)のフローリングは消臭スプレーではなく、塗装メーカーが扱っているワックスクリーナーを使用してください。

消臭スプレーを使う

消臭スプレーは臭いやすい空間を清潔に保ち、空気中の雑菌を除菌して臭いを防いでくれるアイテムです。
空気中に噴射して使えるものがベストですが、フローリングの素材に合わない成分が含まれている場合は使用を避けてください。

床に吹きかける場合、まず汚れや臭いの原因を拭き掃除してから、消臭スプレーを吹きかけます。
吹きかけたあと数分置いてから乾拭きを行うと、床材についていた臭いが消臭できます。


Sourif 300ml

Sourifセット
300ml+1L

関連記事:消臭とはどのような作用・定義のこと?

フローリングが臭くならないための予防策

フローリングに臭いをつけないためには、普段から対策を行うことが大切です。
臭いの予防法を詳しくみていきましょう。

汚したあとはすぐに掃除する

フローリングの上に何かをこぼしたときは、汚れの心配のない水であってもすぐに拭き取り掃除を行いましょう。
水分のある場所に雑菌は発生するため、常に乾燥した状態にしておく必要があります

拭き取りは床用のふきん(雑巾)のほか、ウェット・ドライタイプのフローリングシートが使用でき、スリッパのまま拭き取り掃除が行える便利なアイテムも活用できます。
フローリングを傷める可能性のある薬品は使用を控えてください。

消臭スプレーをこまめに使う

フローリングの臭い消しには、床にも使える消臭スプレーがおすすめです。
さっと吹き付けて乾かすだけで臭いが解消できますし、吹き付けたあとに乾拭きをして汚れごと取り除くこともできます。

ただし、無垢材にオイル塗装をかけているフローリングについては、弱アルカリ性・アルカリ性のいずれも変色のおそれが高いため使用を避けてください。

靴下・スリッパを着用する

直接床を裸足で歩くと、足の裏から汗や皮脂、剥がれ落ちた皮膚の小さなかけらなどが床に付着し、それらを餌に雑菌が繁殖しやすくなります。

外と室内を行き来するとき、空気中にはあらゆる雑菌が混じってきます。
皮膚病の原因となる細菌も浮遊しており、床材についた雑菌はこびりついたベタベタの中に潜むため、掃除機で吸い取ることはできません。

普段から意識的に掃除を行い、外から汚れを持ち込まないことも大切ですが、裸足で歩き続けると臭いの原因菌が常時床に存在することになり、不衛生な状態になってしまいます。
靴下やスリッパを着用してフロアを使用すると掃除の手間が省け、臭いも予防できますよ。

まとめ

いかがでしたか?今回は、フローリングの臭いの原因と対処法について紹介しました。

床材に合う方法で掃除をすること、こぼしたものはすぐに拭き取ることを意識し、消臭スプレーなどの掃除アイテムもうまく組み合わせましょう。

「Sourif(スリーフ)」は、99.9%が水でできた弱アルカリ性の除菌消臭スプレー です。
日用品や玄関、キッチンまわりなどさまざまな場所に使うことができるアイテムで、いやな臭いへの対策にもおすすめです。




ペットがいても安心♪ペット用 消臭・除菌スプレー「Sourif(スリーフ)the Pet」



ペット用Sourif 300ml

ペット用Sourifセット
300ml+1L