水垢(うろこ被膜)の原因
ウロコ状の水垢汚れの主原因となる水道水には、カルキ・塩素・カルシウムなどといった成分が含まれており、それが残って時間とともに付着したものが、水垢(うろこ被膜)です。
お風呂場の鏡・混合栓に、ウロコ被膜が多いのは、シャワーなどで水をよく使う場所だから、キッチン周り、洗面所、トイレの手洗器・ボウルも水をたくさん使う環境であるため、水垢(うろこ被膜)ができやすい環境になります。
雨が降った後、車に水アカができることが多いですが、これは雨に含まれた成分(物質)が乾いて水垢となってガラスに残るからです。
洗車後も、水をキレイに拭き取らないと水道水に含まれた成分が、ガラス、バックミラーに水垢となって残ります。
水垢とうろこ被膜(ウロコ)の違い
水垢=うろこ被膜です。水垢が固まり、固形化しウロコ状に見えるものがウロコ・ウロコ被膜・うろこ・うろこ被膜などと一般的に呼ばれています。
洗面台メーカーによるコーティング施工
洗面台は、鏡の一部または全部にコーティング施工している場合があります。
薄いコーティング膜なので、それに気づかずに液剤やスポンジで磨くと、そのコーティング膜がキズついて、まるで鏡に傷が付いたような跡に見えます。
鏡に傷が付いているのではなく、コーティング膜に傷が付いただけですが、元に戻す場合は、コーティング施工しているため、鏡すべてを取り換える可能性があります。
コーティング施工した鏡は、柔らかいクロスなどで拭き取ることが一般的です。
※詳細は、メーカーにお聞きください。
うろこが取れる
― 水垢・ウロコ被膜・油膜 ―
うろこが取れるは、研磨成分で削り落とさずに、レアアースの琢磨成分と特殊配合した液剤で、スポンジを使い磨きながらウロコを落とします。
その液剤は、対象物にキズが付きにくく、磨き上げていくので、ウロコ被膜を落とした後の仕上がりはとても綺麗です。
※一度でウロコ被膜が落ちない場合は繰り返してください。
研磨成分は、ガラスの成分であるケイ素と同じ硬度9ですが、うろこが取れるは硬度6です。鏡・ガラスは硬度9ですので、うろこが取れるの液剤は、キズが付きにくいのが特徴です。また、水垢専用液剤の多くは酸性ですが、うろこが取れるは弱アルカリ性になります。
これは、油汚れに強いアルカリ成分が、鏡・ガラス面に元々付着している油成分に負けないようにしてウロコ被膜を落とす効果があります。
当然、車のガラスに付着した油膜汚れにも大変有効です。
― うろこの軟化剤 ウロコが取れる専用 ―
硬く固まったウロコ被膜に酢酸成分と特殊な液剤で表面から浸透させウロコ被膜を軟化させる効果があります。うろこの軟化剤の液剤をスポンジ等でウロコ被膜に塗り、少し時間をおいてから、うろこの軟化剤の液剤を落とします。
その後、うろこが取れるの液剤を使用して磨きながら落としていきます。
塩害に悩む船舶の窓ガラスに大変有効です。
※一度でウロコ被膜が落ちない場合は繰り返してください。
ご注意
すべての水垢・ウロコ被膜・油膜が落とせることを保証するものではありません。
長期間放置または環境により完全固形化(ガラス状)したウロコ被膜は落とせません。