コンテンツへスキップ
ホーム » コラム一覧 » 除菌・消臭について » 寝室が臭い3つの原因への対策とは?

寝室が臭い3つの原因への対策とは?

寝室の臭いに悩んでいる方に向けて、臭いが発生する3つの原因と、対処法・予防策についてご紹介していきます。



使う時間が短いのに反して、臭いが気になりがちなのが寝室ではないでしょうか。
古い脂のような臭いがしたり、加齢臭がしたりでさまざまな対処法を試しても臭いが消えないと悩んでいる人も多いようです。
まして夫婦の寝室であれば、パートナーの方の臭いが気になって寝室に抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、寝室が臭い原因と対策・対処法、予防策についてご紹介していきます。
寝室にがんこな臭いがあり気持ちが悪い、きついと感じている方にとって、役立つ記事となるはずです。

寝室が臭い原因

もし「寝室が臭い」と悩んでいる方がいるなら、次のようなことが原因かもしれません。

原因1:寝具にしみついた汗や加齢臭

まずは眠っている間に寝具にしみた、汗や加齢臭です。
汗には酪酸やイソ吉草酸、アンモニアなどの臭い成分が含まれています[1]。
雑菌は汗などの汚れに繁殖しやすくなるため[1]、雑菌の臭いが交じることもあるでしょう。
また年齢により加齢臭が枕などに染み付くことも考えられます。
寝室が臭いと感じるなら、人から排出される汗や臭いが原因である可能性は高いと考えられます。

原因2:生活臭

寝室の臭いの原因が寝具や人ではなく、生活臭である場合もあります。
生活臭とは食べ物・タバコ・ペットの臭いなどのことです。
寝室は使わない間閉め切られていることが多く、生活臭がこもりやすい環境であることも一因となります。

原因3:カビ

寝具に付着しがちな臭いのもととしてはカビもあげられます。
寝具に汗・皮脂が染み込むうえに人の体温はカビにとって心地よい暖かさなので、内部でカビが発生している可能性があります。
カビは暖かく湿度の高い環境で繁殖しがちです。
[2]
また人の汗や皮脂など、脂質やタンパク質成分を栄養分とします[2]。
寝具は人の汗や皮脂がしみこみやすいため湿度が高く
そのため寝具内部にカビが発生して、臭いのもとになっていることもあります。

寝室臭い時の発生現

それでは次に、寝室での臭いの発生源について見ていきましょう。

発生源1:シーツや枕・布団

寝室での第一の臭い発生源は、シーツや枕、布団などです。
人が接していることが多く、汗や皮脂などの汚れが最も付着しやすい場所と言えるでしょう。
さらに綿は吸水性が高いため、汗などの湿気をよく吸い取ります。
そのため内部は湿度が高いことが多く、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。
雑菌・カビから発生した寝具の臭いが、寝室内に漂うことも少なくありません。

発生源2:マットレス

マットレスは雑菌の繁殖により、臭いの発生源となりやすい部分です。
洗濯したり干したりしにくく、足の汚れが付着しやすいことから雑菌の繁殖源となりがち。
また風通しの悪い寝室では、カビが繁殖してしまうこともあります。
気づかないうちに臭いの発生源になっていることもあるでしょう。

発生源3:カーテン

寝室の臭いが発生しがちな最後の箇所は、カーテンです。
布製のカーテンは臭い成分を吸着しやすい傾向があります。
さらに冬場の結露により濡れている時間が長くなれば、カビが発生することも考えられます。
あまり頻繁に洗われることのないカーテンは、ホコリなどカビ・雑菌の栄養源となるものが豊富です。
そのため寝室の臭いが気になる場合は、カーテンの洗濯などの対象も必要となります。

寝室が臭い時の対処法

それでは寝室が臭いときの対策や対処法について見ていきましょう。

対処法1:布団を天日干しする

まずは布団を天日干しにしてください。
紫外線は微生物のDNA複製を阻害して、微生物が増えることを抑える作用を持ちます[3]。
また天日干しにすることで布団内部の湿気を少なくする効果も期待できるでしょう。

対処法2:枕を干す

布団とともに枕も天日干しにするとさらに効果が高まります。
枕は眠っている間に首元から出た汗を吸収しがちです。
内部にたくさんの水分を含んでいることもあるので、布団と一緒に干して湿度をとばしてください。

関連記事:部屋のカビ防止について、カビの原因と対策を解説

対処法3:洗濯する

布団や枕を干している間に、シーツや枕カバーの洗濯をします。
シーツや枕カバーに付着した皮脂をそのままにしておくと、皮膚常在菌により分解されて加齢臭のような臭いが発生します[4]。
脂質や皮脂が分解されるとさまざまな臭い成分が放たれるので、定期的に洗濯をしましょう。

対処法4:換気する

寝室の臭い対策として手軽に行えるのが換気です。
日中に人の出入りが少ない寝室は、空気が滞りがちではないでしょうか。
短時間でも窓を開けて換気をすると、臭いの成分を外に追い出せるのでおすすめです。
より効果的に換気をするには、サーキュレーターを稼働させたり、直線上の2箇所を開けたりするようにしてください。

関連記事:秋掃除をする5つのメリットと主な掃除場所を紹介!

対処法5:消臭スプレーを使う

寝室のカーペットやカーテンの臭いへの、手軽な対処法が消臭スプレーを使うことです。
消臭スプレーであれば、洗いにくいものに吹きかけるだけで比較的すぐに消臭効果が得られます。

また除菌効果がある製品なら、その後も持続的に雑菌の繁殖を防ぐため、寝室の臭い予防策としても有効でしょう。
消臭スプレーはカーペットやカーテンなど、頻繁に洗濯しにくいものの臭い対策法として役立ちます。

関連記事:消臭とはどのような作用・定義のこと?

寝室が臭くならないための予防策

寝室にはさまざまな臭いの原因があります。
寝室の臭いへの要望作を知っておけば、臭いに悩まされたり、対策を練ったりする必要もなくなるはずです。
それでは寝室の臭いを防ぐための3つの予防策について見ていきましょう。

予防策1:こまめに換気する

まずはこまめに換気をすることを心がけてください。
換気には臭い成分を追い出す効果もありますが、寝室内の湿気を外に逃がす効果も期待できます。
出入りの少ない寝室は空気がよどみがちなところなので、1日に数回、定期的に換気をするのがおすすめです。
換気をするときはサーキュレーターや扇風機などを使えば、より効果が高くなるでしょう。

予防策2:こまめに洗濯する

シーツや枕カバーをこまめに洗濯することも寝室の臭い予防策として大切です。
人の肌が直接触れるものには、皮脂や汗などの汚れが付着します。
いずれもカビや雑菌のえさとなるものなので、繁殖を防ぐためにこまめな洗濯は欠かせません。
1週間に1回を目安に洗濯をすれば、寝室内の臭いへの予防効果も高まるはずです。

予防策3:こまめにスプレー

寝室の臭い予防策として、こまめに消臭スプレーを使うことも欠かさず行ってください。
シーツや枕カバーは頻繁に洗濯できても、カーペットやカーテンなどの洗濯は難しいものです。
他のところをきれいにしていても、カーペットやカーテンに雑菌やカビが繁殖してしまえば寝室の臭い対策は万全でなくなってしまいます。
洗いにくいところは消臭スプレーでこまめに臭いの成分を除去すれば、快適な寝室になるはずです。

寝室の臭いは原因の除去が大切!対処法・予防策を上手に活用して

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、寝室の臭いの原因や対策・対処法、予防策がご理解いただけたと思います。
寝室は1日の疲れを癒やす場です。
Sourif(スリーフ)の除菌消臭スプレーを活用して、臭いのない、安らげる空間づくりを行ってください。


Sourif 300ml

Sourifセット
300ml+1L

[1]参照:JSTAGE:(PDF)においと消臭

[2]参照:文部科学省:1.現状と基本的考え方

[3]参照:JSTAGE:(PDF)UR-UVGIの殺菌性能評価方法

[4]参照:JSTAGE:(PDF)家屋内でのにおい問題