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玄関が臭いのはなぜ?予防策とともに解説!

玄関が臭いと悩んでいる方に向けて、臭いの原因と対策・対処法、臭いが出ないようにするための予防策について解説します。



家に帰ってきて一番に通る場所であり、来客も迎える玄関。
嫌な臭いがすると不快感が大きく、対処法に困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
靴をはじめ、臭いのもとになるものが多い場所です。
そのため適切な対策・予防策を実施しないと、どんどん臭いが強くなってしまうことも考えられます。

そこで今回の記事では、玄関の臭いの原因と対策・対処法・予防策について詳しく解説していきます。
臭いをなんとかしたい、もっと快適な空間にしたいと考えている方にとって、役立つ記事となるはずです。
ぜひ参考にして快適な空間を目指してください。

玄関が臭い原因

まずはなぜ玄関が臭いのか、原因について見ていきましょう。

原因1:靴

玄関の臭いの原因になりやすいのが靴です。
靴は1日中履きっぱなしであることもあり、皮脂汚れや汗が付着しやすいもの。
人から出る汚れは雑菌やカビのえさとなり、そのままにしておくと悪臭の原因菌が繁殖しがちです。
また靴底に付着した泥や砂などの汚れが臭いの原因となることもあります。
臭いときには、まず靴からの臭いを疑ってみてください。

原因2:換気不足

玄関の換気が不十分であることも原因のひとつです。
悪臭のほとんどは、雑菌・カビの繁殖や湿気により発生しています。
湿度が高い場所ではカビが繁殖しやすくなりますが、カビは活発に稼働しているときに臭いを発します[1]。
カビの発生に湿度の高さは不可欠なので、換気が不足しているとカビが発生して悪臭の原因となりかねません
また室温が15~25℃の場合、湿度が高い環境では人の嗅覚は敏感になります[2]。
そのため湿度の高い玄関では、カビや靴の臭いを感じやすく、さらに「臭い」と感じられやすくなるでしょう。
換気不足は、悪臭のもとであるカビを増やすだけでなく、嗅覚を敏感にする原因にもなります。

原因3:下駄箱

下駄箱も玄関の臭いの大きな原因となります。
悪臭の原因となる靴がたくさん収納されているため、臭いが強くなりがちなところが下駄箱です。
また扉を閉めておくと空気の循環がなくなり悪臭成分が逃げ出さないため、強い悪臭が内部に溜まる傾向にあります。

関連記事:靴箱に発生するカビを防止する方法と掃除の方法を解説

原因4:雨

意外かもしれませんが、雨が玄関の臭いの原因になることもあります。
雨は湿度をもたらすため、靴や下駄箱に湿気がたまり、悪臭を発することがあるためです。
また雨が居住空間に入り込んだ場合、玄関全体の湿度が高くなり、生乾きの洗濯物のような湿気臭さが充満することもあるでしょう。
場合によっては靴にカビが繁殖することもあるため、臭いと感じるときは雨が原因であるとも考えられます。

原因5:結露

結露も原因のひとつです。
冬になると玄関に結露が起きる家もあるのではないでしょうか。
結露は起きたところの湿度を高め、カビを繁殖させます
カビの中には臭いを放つものもあるため、結露が原因になっていることもあるでしょう。

関連記事:冬の窓に発生する結露を食い止めてカビを防止する方法

玄関臭い対処法

それでは玄関に漂う臭いを対策するための対処法についてご紹介していきます。

対処法1:掃除

まずは玄関を徹底的に掃除しましょう。
掃除をすれば臭いの原因となる雑菌やカビを除去できるためです。
特に念入りに掃除をしたいのは、たたきと呼ばれる一段高くなっている靴を脱ぐ部分です。
たたきの周辺には靴底に付着していた砂や泥などが溜まりやすいため、水拭きをして悪臭のもとを取り除いてください
水拭きをした後は、カビが繁殖しないようによく乾燥させることも大切です。

対処法2:靴を洗う

玄関を掃除したら、靴を洗います。
靴は皮脂汚れや汗により雑菌が繁殖しやすく、臭いが発生しやすいものです。
スニーカーなど水洗いできるものは水洗いします。
水で洗えないタイプの靴は、濡れたタオルで表面に付着した汚れをしっかりと拭きます。
そして悪臭が発生しないようにしっかりと乾かしてから下駄箱に片付けましょう。

対処法3:換気

玄関の臭い対策として換気は重要です。
風通しが悪く意外と湿度が高くなりがちな玄関は、換気により湿気を外に逃がすだけでも悪臭が解消されることもあります。
下駄箱の扉を開けたまま、玄関の扉を開けておくと湿度を外に逃がせます
定期的に換気を行えば、玄関の臭いも軽減していくはずです。

対処法4:除菌スプレーを使う

除菌スプレーを使うのも玄関が臭いときの対策として効果的です。
除菌スプレーを靴や玄関の周辺に吹きかけておけば、臭いのもととなる雑菌の繁殖を抑える効果が期待できるためです。
特に水で洗えないタイプの靴は、内部までスプレーしておくと靴自体の臭いも軽減できて、気持ち良く履けるようになります。
消臭方法の中でも即効性があるので、今すぐに役立つ玄関の臭いへの対象法を探しているときに役立ちます。


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関連記事:除菌とはどのような作用のこと?定義を詳しく解説!

玄関が臭くならないための予防策

臭いに対照することも大切ですが、最も大切なのは臭くならないよう予防策を実施することです。
それでは最後に、玄関の臭いを抑えるための予防策も見ていきましょう。

予防策1:消臭剤を置く

まずは市販の消臭剤を置いてみてください。
購入して設置するだけで良いので手軽なことが一番の魅力です。
市販の消臭剤にはさまざまなタイプがあります。
見た目がきれいなものや消臭しながら芳香するものなどさまざまです。
好みの消臭剤を設置すれば、玄関がより快適な空間になるのではないでしょうか。

予防策2:重曹

玄関に重曹を置くことで臭いを防ぐ予防策もあります。
重曹には酸化した皮脂が放つ臭いを除去する作用があると言われています[3]。
靴には人の皮脂が付着しがちで、そのまま洗わずにいると空気により酸化してしまい、臭いの原因になることも。
そのため玄関の臭いに重曹は効果的だと考えられるでしょう。
重曹を小皿に盛って、下駄箱の中に入れておけば消臭剤の代わりとして使えます。

予防策3:炭

玄関に炭を置いておくことも臭いの予防策として効果的です。
炭は多孔質で臭いを吸着する作用があり、表面積が広いため脱臭効果も高いと言われています[4]。
活性炭の臭い吸着作用は下水処理場でも活用されているほどで、高い効果が期待できるでしょう。
玄関にそのまま置いても良いですし、下駄箱に入れるのもおすすめです。
ただし炭の臭い吸着効果には限界があります。
定期的に外で天日干しをしたり、交換したりすれば玄関の臭いに長期的に対応できるはずです。

臭いのもとが多い玄関は原因ごとに対策・予防法を試してみて

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、玄関が臭い原因や対策・対処法・予防法がご理解いただけたと思います。
靴・泥・湿気など臭いのもとが溜まりがちな玄関。
ご紹介した方法とあわせて、Sourif(スリーフ)の除菌消臭スプレーで臭いのもとを断ち、清潔な空間を目指してください。




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[1]参照:文部科学省:実践編

[2]参照:JSTAGE:(PDF)室内の温湿度がにおいに対する嗅覚閾値,臭気強度,快・不快度に与える影響

[3]参照:JSTAGE:(PDF)重曹による清拭が皮膚に与える影響

[4]参照:JSTAGE:(PDF)消臭脱臭剤技術