「靴箱のなかに発生するカビの原因は？」
「靴箱に付着したカビを取り除く方法は？」
「靴箱のカビの除去・予防に便利なお掃除グッズは？」
靴箱のなかは高温多湿な環境が揃いやすく、カビにとって絶好の繁殖場所になる危険性があります。
靴箱に発生するカビはどういった原因で発生するのでしょうか。
また、靴箱に付着したカビはどのような方法で除去できるのでしょうか。
本記事では、靴箱に発生するカビの原因、カビの除去方法、そして、カビの除去・予防に効果的で便利なお掃除グッズを紹介します。
目次
「なぜ？」靴箱にカビが発生する原因
家の中でカビが発生しやすい箇所といえば、お風呂場やシンクが真っ先に浮かぶ方も多いかもしれません。
しかし、実は靴箱もカビが発生しやすい場所なのです。
まずはその理由を見ていきましょう。
- 靴箱のなかは高温多湿だから
- 靴に付着した皮脂汚れがカビの餌になるから
- 日当たりが悪いから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由①靴箱のなかは高温多湿だから
カビが発生しやすい環境は、20℃から30℃の温度、そして80%以上の高湿度といった条件が揃った環境です。
人が履いたあとの靴の内側には熱がこもりやすく、くわえて足の裏から分泌される汗も靴の内側に吸収されやすいため、靴箱はカビの発生しやすい場所になります。
理由②靴に付着した皮脂汚れがカビの餌になるから
カビは、ほこりや髪の毛、皮脂汚れといった、人間から排出される有機物を栄養分として繁殖します。
靴の内側にはそうした有機物が蓄積しやすく、靴箱はカビにとっての餌が豊富な場所になってしまうのです。
理由③日当たりが悪いから
靴箱は日当たりの悪い場所に設置されていることが多く、くわえて通気性も悪いことから空気が淀みやすく、カビが発生しやすい環境になってしまいます。
靴箱のなかに繁殖したカビの掃除方法
ここまで、靴箱にカビが発生しやすい理由を説明してきました。
ここからは、実際に靴箱のなかに繁殖したカビの掃除方法を見ていきましょう。
ここでは以下の4つを使用した方法を紹介します。
- エタノール
- 塩素系漂白剤
- 重曹
- Sourif（スリーフ）
それぞれ、その力を最大限に発揮できる場面とあわせて解説していきます。
掃除法①エタノールを使う：カビが軽度の場合
軽度のカビであれば、消毒用エタノールを使用して除去できます。
最初に靴箱のなかの靴をすべて外に出し、靴箱を空っぽにします。
つぎに、靴箱の内側を、消毒用エタノールを染み込ませた雑巾などで拭き取り、付着したカビを除去します。
最後に、扉を開けたりサーキュレーターを活用したりして靴箱のなかを乾燥させます。
掃除法②塩素系漂白剤を使う：カビが頑固な場合
頑固なカビ汚れが目立つ場合には、塩素系漂白剤が有効です。
バケツにキッチンハイターなどの塩素系漂白剤と水を入れて、塩素系漂白剤を薄めます。
靴箱のなかを空っぽにしたあと、先ほど作った塩素系漂白剤の溶液を浸した雑巾で靴箱の内側を拭きあげます。
全体的に溶液を塗布し終わったら、水で濡らした雑巾で再び靴箱の内側を拭きあげ、塗布した塩素系漂白剤を取り除きます。
最後にはしっかりと靴箱の内側を乾燥させましょう。
掃除法③重曹を使う：カビを予防する場合
重曹は水に溶けることでアルカリ性になり、カビ汚れなどの酸性の汚れを中和します。
掃除機などを使って靴箱の内側に付着したカビ以外の汚れをしっかり除去したあと、重曹水を染み込ませた雑巾で靴箱の内側を拭き取ります。
しっかりと隅々まで拭き取ったら、扉を開けて内側を確実に乾燥させましょう。
この際、カビがすでに発生している場合には、掃除機の使用を控えてください。
掃除機を使うとカビの胞子が拡散され、カビ汚れが広がってしまうことのほかにも、空気中に舞い上がったカビ胞子が体内に入れば気管支喘息などの健康被害を引き起こす恐れがあります。
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靴箱のカビ発生を防止する方法
掃除方法がわかったところで、靴箱のカビを防止する方法にも触れておきます。
ここでは以下の5つの方法を紹介します。
- 靴を詰め込み過ぎない
- 濡れた靴は乾燥させてから収納する
- 靴箱のなかに除湿剤を入れておく
- 靴箱のなかを定期的に掃除する
- 靴箱のなかを定期的に換気する
それぞれ見ていきましょう。
防止法①靴を詰め込み過ぎない
靴箱いっぱいに靴を詰め込んでしまうと、靴箱内の空気の循環が阻害され、通気性の悪い環境を好んで繁殖するカビにとって絶好の繁殖場所となってしまいます。
不要な靴は処分したり、あまり使わない靴は靴箱の外に設けた別の棚に収納するなど、適度に隙間を開けて靴を収納しましょう。
防止法②濡れた靴は乾燥させてから収納する
雨などで濡れた靴をそのまま靴箱へ入れることで、靴箱のなかの湿度が一気に上昇し、カビが生えるのを助けてしまいます。
また、一見濡れていない靴でも、一日履いたあとの靴は多くの汗を吸収し湿気を含んでいます。
履き終わった靴はすぐに収納せず、しっかりと乾かしてから収納するように気をつけましょう。
防止法③靴箱のなかに除湿剤を入れておく
靴箱のなかには湿気がこもりやすいため、除湿剤を置いて湿気を取り除くのも効果的な方法の1つです。
また、蓋を開けた瓶やタッパーなどに重曹を入れたものを設置することで、除湿剤の代用ができます。
使い終わった重曹は家のなかの掃除に使用して、無駄にならないよう使い切りましょう。
防止法④靴箱のなかを定期的に掃除する
ほこりなどが靴箱のなかに堆積すると、カビの栄養源となってカビの繁殖を助けてしまう恐れがあるので、靴箱のなかはこまめに清掃することがおすすめです。
カビ防止をするなら重曹を染み込ませた雑巾で靴箱の内側を拭きましょう。
定期的な掃除が面倒な場合には、アルコールを含んだウエットティッシュで拭くだけでも効果はあります。
防止法⑤靴箱のなかを定期的に換気する
カビは淀んだ空気が停滞する環境に繁殖しやすいので、靴箱のなかを定期的に換気することも必要です。
このとき、雨の日に換気を行うとかえって湿度の高い空気を入れてしまうことになるので、晴れた日を選んで換気を行いましょう。
玄関の臭いでお困りな方へ
下記の記事では、靴箱だけではなく、玄関周りの臭いについて解説しています。
ぜひ参考にしてください。
関連記事：玄関が臭いのはなぜ？予防策とともに解説！
【番外編】靴箱のなかの靴にまでカビが生えてしまっていた場合の掃除法
靴箱のカビを放置していると、靴箱にしまっている靴にまでカビが繁殖することがあります。
そうならないように掃除、予防することが望ましいですが、もしも靴にまでカビが生えてしまったときの対処法もここで解説しておきます。
カビが生えた靴には、以下2つのアプローチが有効です。
- エタノールを使ってカビを落とす
- 重曹を使ってカビを落とす
それぞれ、方法と手順を解説していきます。
掃除法①エタノールを使ってカビを落とす
雑巾などの布に消毒用エタノールを含ませ、靴に付着したカビを拭き取ります。
さらに靴全体に消毒用エタノールを噴射すれば、靴全体のカビ防止にもなります。
最後に約1週間ほど、靴を天日干ししておけば、カビの掃除は完了します。
掃除法②重曹を使ってカビを落とす
重曹を使って靴のカビを除去する際には、除菌用アルコールも併せて使用します。
最初に革靴用のブラシで靴全体の汚れを掃き出し、靴についた汚れを払い落します。
つぎに水で濡らした布に重曹を少しずつつけながら、カビの付着した部分を中心に靴全体を擦り拭きします。
靴表面を綺麗に拭き終えたら、最後に靴の内側・表面にアルコールスプレーをして、そのあと2から3日ほど陰干しをしてしっかりと乾燥させましょう。
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無害な成分配合のため、赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使用できます。
靴箱の掃除を簡単に、短い時間で終わらせたい方は、ぜひ一度「Sourif」を試してみてください。
靴箱のカビ防止にはSourif
湿気や熱がこもりやすく、カビが繁殖しやすい靴箱。
靴箱に付着したカビを除去する際には、正しい薬剤・掃除方法で、確実にカビを取り除きましょう。
また、靴箱のなかを整理したり、定期的に換気を行うことで、靴箱のカビは防止できます。
靴箱のカビ予防・清掃に便利なアイテムをお探しのかたは、除菌スプレー「Sourif」の通販ページをご覧ください。
日頃から靴箱を清潔で美しい状態に保ち、快適で過ごしやすい住環境を手に入れましょう。
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